文人郷とは?

文人郷(ぶんじんきょう)とは?
読んで字のごとく文人の郷(さと)。本郷には多くの文人が住んでいました。
文人というこの街の財産を多くの人々に知ってもらいたい。
本郷にとどまらず、全国の同じ文人にゆかりのある地域と協同でこの財産を広めていこう。
文人郷は、『文人で街をつなげる、人がつながる』活動で、街づくりを行うムーブメントです。
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本郷のある住人の思い 「本郷を日本の文人のハブに」
街づくりや地域ブランディングといえば衰退した地方の街おこしを目的としてよく行われます。幸いにも私たちが住むこの本郷地域は都内の中心部に位置し、東京大学があり若者であふれた賑わいのある街です。もちろん以前と比べて大手チェーン店の勢いに押されて閉店する店舗もありますが、地方のシャッター街のような深刻なものではなく賑わい続けている街です。
東京都文京区本郷。全国でこれほど多くの文人が集まった街は他に例を見ません。この街には文人という大きな性格があります。文人を街の性格を強めるキャラクターにできないだろうか。また多くの文人はこの地だけに住居したのではなく、それぞれの出生地があり他の地域にも赴いており、その地で今では地域ブランドの一端を担っている。ならばその地域と協同で街づくりができないだろうか。そんなことを考えていたら次々と本郷ゆかりの文人と同じ文人を地域ブランドとしている街があることを知りました。これは見方を変えると全国の文人が本郷に集結しているように見え、本郷が全国の文人のハブになるのではないかと想像が膨らんだのです。もし本郷が文人のハブになれば各地で行われるイベントをこの東京でも開催地として行うことができる。その地の特産を東京で売り、知ってもらい、それが縁でつながっていく。実際そういった街にこちらから声を掛けると快く協力してくれる街とつながることができました。
「他の街にもつながっていく街づくり」。そんな街づくりがあってもいいのではないか。かつてこの地に多くの文人がいたことが街をつなぎ、物をつなぎ、人をつないでいき、お互いの街を賑やかにさせる。
このイメージを実現させるために作り上げたのが「文人郷」。本郷のいち住人がふと思いついたこの考えが、多くの地域とのつながりを生むきっかけになったのです。

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