本郷百貨店とは

本郷百貨店とは

本郷百貨店は文京区の本郷商店会の魅力を伝える商店街振興キャンペーンです。
「個性溢れる店主というブランドが揃う百貨店」というコンセプトのもと、商品やサービスの紹介はせず、店主自身の想いやお店の背景を中心に紹介し、店主の人柄を伝えて人間味溢れる商店街の魅力を発信する3ヶ月間のイベントです。商店街全域にフリーペーパーやポスター、店主の似顔絵が描かれた街灯フラッグの設置、また統一した買い物袋や包装紙を利用して盛り上げています。特に「本郷百貨店オリジナルカタログ」と銘打ったフリーペーパーには店主の素顔がショートストーリーとして記され、普段感じることができない彼彼女らの魅力が伝わるものになっています。
背景

背景

文京区本郷は都心回帰による住民の転入者の増加、歴史的文化的な街、東大を中心にしたアカデミックな街を散策する人々の増加がありながら、商店街への誘導ができていません。また商店街は昔から地域コミュニティの担い手であり、特に個人商店はその側面が強いが、近年大手チェーン店の出店により減少し続けています。商店街の魅力を効果的に伝え、増加する来街者の誘導と、地域コミュニティの基盤を維持していく必要があります。

本郷百貨店の特徴

商品やサービスの紹介を極力なくして、店主の人柄が感じられるような物語やお店の背景などを紹介して、店主自身に共感をもってもらおうとした点です。大手チェーン店と比べるとマーケティング力や商品力、そして価格は個人商店の弱点であることが多いので、チェーン店に真似することができず、個人商店の魅力でもある「人の魅力」や「店の背景」という価値を伝えています。本郷百貨店オリジナルカタログは全3号作成し、ひと月に1号づつ商店街180店舗と大学やイベントで配布すると同時に、WEBサイトやFacebookページにも同じ内容が書かれた記事を載せて周知させています。一方、街の大通りには1枚1枚違う商店主の似顔絵が描かれた街灯フラッグを掲示して人が中心の商店街の魅力を訴求しています。期間中に商店で買い物をすると本郷百貨店の紙袋や包装紙が使われるので街全体が本郷百貨店と感じていただけるよう工夫しています。
概要写真-02

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