黄色いしるし作戦とは

近年、災害は大規模化・多様化する一方で地域コミュニティの弱体化といった社会情勢も大きく変化しています。また厳しい地域財政状況のもと、限られた予算で大災害に備えた万全な施設や取り組みの整備を行うには限界があります。そのような状況では、特に地域コミュニティが結束して災害時への対応力の強化していく必要があります。

大災害発生の際、最初に行うのが町会住民の「安否確認」及び「救助」です。これらは主に救急隊(消防、警察、自衛隊、自主防災会、ボランティアなど)によって行われますが、「黄色いしるし」作戦は、救援活動を迅速かつ正確に行うため、わが家は大丈夫だから他の人を助けてあげてほしいという目印として、黄色いフラッグを道路から見える場所に掲げるものです。「黄色いしるし」作戦は、震度5強以上の震度が観測された場合に実施されます。

普段からの備えで災害時直後の救助活動をスムーズに行い一人でも多くの被災者を助けられるようにこの「黄色いしるし」が使われることを願っています。

連携、協働、協力くださる事業者様を募集しています。
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